CoD:AWエリート武器解説:SAC3 Pain&Suffering


SAC3 Pain and Suffering
痛み苦しむ暇もない。
Painは痛み、Sufferingは苦しみ、あわせて苦痛 という意味になる。

SACはご存知の通り最初からデュアル持ちで固定されており、照準を覗いて撃つことができない。
照準を覗くというのはつまり正確に敵に向かって撃つためであり、それができないとなると、デュアル武器は敵を見つけてから撃ち始めるまでのスピードと、
二丁銃特有の圧倒的弾幕で勝負をしていくことになる。









SACをはじめて見たとき、ストック短いなという感想を持った。ほどなくしてSACを使っているキャラクターを見つけたのだが、腕をまっすぐ伸ばして発射しているのでストックいらねえじゃんと思っていた。
SAC Pain and Sufferingは金色のフレームをもち、件のぐんにゃりストックを排してすっきりしたデザインになっている。


もしあのストックが本来の用途通り使われていたのなら、取り除いたことにより機動性が上がって命中率が下がったりしていれば、見た目との辻褄が合いそうなのだが、
そうなっていない、むしろ命中率が上がっているので本当は邪魔だったのではないか?と思う。
威力が2、射程が1下がり命中率が3上がっていて一見、より狙った所に飛んでくれると思ってしまうが、
デュアルというのはこういった調節でわかりやすく変化しない、強烈な影響力が、悪く言えば大雑把さがある。黒い絵の具に何を足しても黒いまま、見たいな感じ。

下がった威力は弾幕でカバー、射程は下がってももともと長くないし、命中率が上がってもデュアルだし・・・
せめて発射速度が上がっていればまだ違っていたかもしれないが、こいつを使う理由は見た目がかっこよくて楽しいからというのが大きいんじゃないだろうか。
少なくとも俺はそう思って使っている。

SACを使ったことがあるなら、弾がねぇ!と叫んだことがあるだろう。
リスポーンしたときに持っているマガジンは、例外を除くと、最初から装填されているものに加え、予備マガジンを3つ、つまり4つのマガジンを持って出発する。
弾の消費が激しいSACも特別扱いされているわけではなく、スカベンジャーをつけなければ合計4つのマガジンしか与えられない。
(64発+予備64発) 片方の銃でしか撃たないみたいな変な使い方をしなければ、弾を打ち切って1度リロードするだけで予備弾薬が0になる。
SACを使っていてすぐ弾切れを起こすと感じるのはこのためだ。

スカベンジャーをつけると (64発+128発)の合計6つのマガジンを与えられ、弾を打ち切って2回までリロードができる。
それだけでもだいぶ使いやすくなるが、スカベンジャーは敵の弾薬を拾えるようになるのがいちばんの狙いだろう。
もともと残り弾薬を気にするような武器ではないため、長く戦うつもりなら、スカベンジャーは必須といえる。

頻繁に補給し、大量に消費する。不景気だの節約だのと言われる現代で、まったく真逆のことをしている大盤振る舞いっぷりは使っていて清清しい気分になる。
トリガーハッピーというのはこういうことなのだろうか。

次はMORS?