【CoD:AW武器解説】エリートKF5「Spanner」

KF5 Spanner(スパナ)

あえてこのエリートを使う必要はないだろう。結論から言うと、ラピッドファイアなしではまともに運用すらできない。チンタラ発射されて使っている側としては頭が禿げ上がるようなストレスになりかねない。
サブマシンガンとは本来嵐のように弾をばらまいてなんぼの武器。敵との距離は中距離まで。素早く走り回り敵の側面や背後から強襲をしかける用途に適している。





このエリートKF5スパナは、射程距離が伸び、発射レートが下がるといったもの。コンセプトとしてはアサルトライフルの距離でも威力減退を気にせず撃てるといったところだろう。
だが威力はデフォルトと同じなので、多少遠くても良いものの、やはり中距離以降だと余分に弾を打ち込む必要がでてくる。
アイアンサイトも中距離では見づらく、反動も気になるように思えるので、射程距離を生かすのならばドットサイトが必要かもしれない。

では建物の中や、角を曲がってばったり出くわした時など、至近距離での戦闘はどうかというと、
目に見えて低くなっている発射レートがネックとなり、自分より高い発射レートを持つ銃との撃ち合いの際、先に打ち始めたはずなのに返り討ちにされてしまったりする。

先に撃ち始めたのに返り討ちにされたときの心境

体感的には、撃った2発の弾丸が、敵の体の右と左にすり抜けてしまう、といった感じだろうか。そのぐらい遅い。何より遅い。
レートが低ければ反動は小さいと思ってしまうだろうが、やはりサブマシンガンなので1発の移動距離は大きめ。そこで中距離以降豆粒のように見える敵に対し低倍率のアイアンサイトで命中させるのは至難の技のように思える。

ラピッドファイアをつければ発射レートの相殺ができるので、射程距離にアドバンテージがあるサブマシンガンとして運用するのが良いだろう。
武器の性能に影響はしないが、大きく飛び出たロングバレルを採用している。
これも射程距離が向上するということを表現しているのだろうか。
ハンドガード、グリップ、マガジンの底、ストックの付け根は白色で、フレームには金と黒のトラ柄のような模様があしらわれている。
ベタ塗りじゃないし、きちんと枠塗りがされているので、丁寧さというか、これが大量生産品ではないということを感じることができる。
高級感のある洗練されたデザインと、中距離戦闘向きのステータスから、冷静で堅実なポイントマンのための銃といったところだろうか。
俺は結構前に出るタイプの人だから、もう一つのほうのエリートKF5のBreakneckがマジで欲しいところ。

こっちは発射レートが高くなっている。なのに命中率は1しか下がっておらず、さらにラピッドファイアでまだ爆速にカスタムすることができる。

車に乗っているとき、急発進すると体が座席にのめりこむような感覚をイメージしてほしい。
Brreakneckとは、それが急発進すぎて首の骨が折れそうな、爆走、危険極まりない的なニュアンスがこめられているらしい。ああ、はやくこいつと出会いたい。まともなエリートが今の所1種類しかないからな・・・orz