【CoD:AW武器解説】狂気のお姉さんHBRa3 Insanity




HBRa3 Insanity インサニティ
自分が今までどれだけ雑魚武器を使ってきたのかというのがよくわかる。

HBRはもともと、威力は高いが発射レートが遅いという立ち位置で、きちんと当てれば強いけど、素早く動き回る敵や狭い通路の出会い頭は苦手だよ、という、
ちゃんとした弱点を持って他の武器との差別化をしていた。
実際に使っていると発射レートの遅さゆえに撃ち合いに負けてしまうことが結構ある。まぁこれも含めて、HBRの「らしさ」みたいなものだと思っていた。
しかし何を血迷ったかHBRa3Insanityは、その弱点を打ち消し、武器の差別化なんてものを無かったことにしてしまったのだ。
お互いの立場を守るための、いわば犯してはならない不可侵条約を、破って捨てて燃やしてしまったのだ。






具体的になにをしたのかというと、Insanityはアサルトライフルの安定性と射程距離を持ちながら、さらに威力を向上させ、唯一苦手とする発射速度を上昇させた。得意を伸ばし苦手を克服したってわけだ。
それなのにバッドステータスはほとんどだれも損しないハンドリングが1下がり、サイト系アタッチメント装着不可というわずかなもの。
アイアンサイトで戦う人にとっちゃもうHBRがそのまま強くなっちゃったという感覚だ。等価交換が成立していない。
それってただの、ぼくが考えた最強のなんちゃらみたいな妄想じゃねーか と思うかもしれないが、驚くことに、そんな武器がこのゲームには存在している。

HBRは3発目以降の発射レートはが下がる、という性質を持っているはずだったが、こいつに限っては、あまり気にならない。
それどころか、わりと強めの発砲音をバリバリ聞いていると、だんだん脳みそが気持ちよくなってくる。
クイックドローグリップを付ければサブマシンガンと角でばったり出くわしてもなぎ倒せるようになり、フォアグリップをつけて遠距離にも対応すると、
もはや全ての距離を得意とするぶっ壊れ武器と言ってしまってもおかしくないと言い切れる。
初弾さえ当ててしまえばinfernoやオブシディアンスティードとの撃ちあいになっても、負けることはあんまりない。
今までゴミエリートばかりつかまされていただけに、サプライドロップからこいつが出てきたときは鼻息を荒くし気持ち悪い笑いで肩を揺らしていたものだ。
Insanityとは日本語で精神異常、精神病、狂気といった意味がある。なるほど。こいつが出てきた瞬間、こんな顔をしながら布団の上でジタバタしていたのは喜びではなく、
こいつのもつ魔力のせいだったのか。なるほどなるほど・・・そいういうことにしておこう。

もともとHBR自体が好きで、銃全体は曲線が多いのに、アイアンサイトは角ばっていてしかもひし形という斬新さのギャップに心を奪われてしまったわけだ。
東京マルイとのコラボでエアガンなんかが出たら間違いなく買うだろう。
HBRa3Insanityは、ストック、グリップ、ハンドガード、スリングベルトに原色に近い赤色を持っている。このゲームにおいては金より赤色のほうがめずらしかったりする。
金色自体は簡単なチャレンジをこなすだけで手に入ってしまうので、金の価値が下がったために、相対的に赤が上がったとも言えそうだが。
ともかくリロードしたときにチラチラと目に入る赤が気分を高揚させるのは確かだ。スリングベルトとハンドガードあたりが特に。
ここに、チラリズムに通ずるところがあるように思える。
フレーム全体を覆う金色は、ありふれた安っぽさや投げやりっぽさはなく、気品があるように思う。というのも、
キラキラした自己主張の強い金ではなく、なんというか、目立ちすぎない大人っぽい感じで、金と銀、赤と鉄との調和を大切にしているように思える。
軍艦を擬人化した某艦隊シミュレーションゲームよろしく、この銃が擬人化されるとすれば、金髪ロングのお姉さんでバトルになったらめちゃつよいヤンデレ属性、そして下着の色は赤という。
すごく興奮するではないか。誰か描いてくれませんかね?
フレンドにInsanityは男か女か聞いたら彼は男だろぉ~赤だしかっこいいじゃんとのこと。
自分も最初は男のイメージだったがチラチラ見える赤に興奮する理由を考えているといつの間にかお姉さんになっていたのだ。